メールマガジン「昆布とのつきあい」


2011年7月9日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

今回は、「危機意識」について少しお話させて頂きます。東日本大震災発生から、4ヶ月が経過しました。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。また、原子力発電所の事故に伴い多くの住民の方々には、不安と不自由な生活を送られており、一日も早い事故収集を願うばかりでございます。
今回の巨大地震と大津波の大災害、それに起因する原子力発電所の事故という想定外の事柄が複合的に起こり、多くの方々の尊い命が失われ、原発事故の放射能汚染問題は予断を許さない状況が続いています。
現実の世界では、「偶然」で起こる事はありえず、常に起こるべくして起こっている「必然」だということから考えれば、今回の大災害もある程度予想の範疇にあったといえます。ただ大きな間違いとして、私達が勝手に想像・予想していた以上の「想定外」の出来事がいくつも重なり大惨事になったという事実です。
「備えあれば、憂いなし」といわれますが、「備えあっても、憂う」今回の大震災の教訓を忘れることなく、「危機意識」の大切さを次世代へ語り継いでいかなくてはなりません。 今後、二度と多くの尊い命をなくすことが無いよう、私達の日常生活や原子力発電所の「危機意識・危機管理」を再検証すべきではないでしょうか。

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